本当は教えたくない Uber Eats 最速配達のコツを伝授!地図や待ちの工夫で配達スピード&効率アップ!

noshiftデリバリーワーク編集部

Uber Eats 配達パートナーは時給制ではないので、稼ぎを増やすためには配達スピードを上げてたくさんの配達をこなす必要があります。

配達ルートを決めるのにナビに頼りきっていたり、交差点を通るたびに地図を確認していたり、待ち時間は仕方ないものだと諦めてしまったりしてないでしょうか?

配達の仕事は工夫の積み重ねで確実にスピードを上げることが出来るので、小さなことからコツコツと改善していきましょう。

私はこれまで10000件以上配達し、配達スピードを上げる研究を重ねてきました。この記事では実践してみて役に立ったことをまとめています。

配達に取り入れて効率アップに活用してみてください。

▼基本的な配達のやり方はこちら

配達のやり方(受け渡しまでの流れ)を全て解説

目次
  1. 地図を見る回数を減らす
  2. 地図を見ることのリスク
  3. おすすめの地図検索のやり方
  4. 坂が多い場所を覚える
  5. 東西南北に目印を作る
  6. 配達は3つの「待ち」で遅くなる
  7. まとめ

地図を見る回数を減らす

地図を見る回数は少なければ少ないほどいいです。

私の場合は多くても3回までと意識しています。出発前、信号待ち、配達先の周辺に着いた時、この3回で配達を終えられるのが理想です。

もちろん、人によって能力に差はあるので、自信がない人は5回までと決め、徐々に地図を見る回数を減らしていくといいと思います。

地図を何度も見てしまう理由は、「地図をきちんと覚えていない」「わからなくなったらまた見ればいい」という意識の問題です。

地図を見ながらルートを組み立て、1回で覚えられるように癖を付けましょう。こういった意識を持たないと、いつまで経っても地図離れできず効率が上がりません。

地図を見ることのリスク

  • 時間のロス
  • よそ見運転
  • バッテリー消費
  • 他ごとが気になる

地図を見るという行為は、これだけリスクがあります。

立ち止まって地図を見ている時間は完全にロスになってしまうし、信号待ちであってもスマホに気を取られてスタートが遅れたり、安全確認がおろそかになってしまったりします。

当然ながら、走行中にスマホで地図を確認なんてもってのほかです。

スマホで地図を見ていると、SNSとかLINEが気になってついつい見ちゃうとか、そういう無駄も発生しがちです。

こういったリスクを減らすために、意識的に地図を見る回数を減らす工夫をしていきましょう。

おすすめの地図検索のやり方

Uber Eats のドライバーアプリからGoogleマップに移行するボタンがあるので、これを活用している人は多いと思います。

この方法は配達先を素早くマップアプリに移すことができ便利に感じますが、マップ移行時にピンずれが起きることがあり、それに気づかないと大きなロスになってしまいがちです。

かといって直接マップアプリで検索すると、以下のような弊害があります。

  • マンション名で検索しても正確な名称が記載されていないと出てこない
  • 住所検索は番地まで正確に記載されていないと出てこない
  • 建物が新しく地図に登録されていない

これらを防ぐために、私は配達場所を調べるときにはWebブラウザのGoogle検索で探して、「地図タブ」経由でGoogleマップに移行するという方法を取っています。

この方法であれば、マンション名や、町名+何丁目という情報だけでヒットするため、文字入力の手間を省けるし、何度もやり直しということも起きにくいです。

Googleマップにはまだ載ってないような新築マンションであってもGoogle検索なら出てくる可能性があるし、仮に正確な場所が出てこなかったとしても外観情報は見つかることが多く、周辺まで来ていればあれば見た目で探すことができます。

Google検索は全ての情報が記載されていなくても、わかっている情報から推測して検索結果が出してくれるので、こういった手法が使えるわけですね。

坂が多い場所を覚える

配達員にとって坂道は天敵とっていいです。坂が多い場所を避けて通れるよう、稼働エリアのキツイ坂は頭の中に叩き込んでおきましょう。

とはいっても、いきなり坂が多い場所を全部覚えるのは難しいですよね。

まずは一度通ってきつかった坂道を覚えておいて、坂道回避ルートがないか探してみるなど、坂に対する意識を持つことが重要です。

坂が多い場所を避けて稼働できるようになることで、以下のようなメリットがあります。

  • 自転車では疲労を抑えられる
  • 原付では燃料の消費を抑えられる
  • 飲食が少ないエリアを避けられる(坂の上にお店は少ないため)

体力・燃料などの配達コストは当然のことながら、次の配達を見据えて店舗が多いエリアを位置取るという観点からも、坂が多い場所は避けた方がいいです。

ちなみに、Googleマップで経路検索する際に、移動手段を自転車にするとルートの高低差を見ることができます。(iPhoneのみ)

初めて配達するエリアでルートを決める時に、活用してみてください。

東西南北に目印を作る

いつも待機している場所から、東西南北のそれぞれ目印となる場所を決め、その周辺の町名や何丁目まで覚えるようにします。

こうすることで、住所を見ただけでどの方角へ向かって、どのくらいの距離を走り、どのくらいの時間で行けるのかがわかるようになってきます。

これが出来るようになると、地図を確認する回数を減らしたり、ルートを考える時間を短縮することができ、配達効率を大きく上げることができます。

目印となる場所を決める時は、飲食店が多い大通り、繁華街、駅前、商店街などがオススメです。

いつもの待機場所を中心にピック範囲の目印や住所を覚えたら、覚える範囲を広げて待機できる場所を増やしていきましょう。

リクエストが入るまでの待機中にSNSやゲームで時間を潰すのもいいですが、地図を眺めて町名を覚えたり、いつもは通らないルートを開拓したりといった細かな積み重ねが結果に繋がります。

配達は3つの「待ち」で遅くなる

地図検索や場所を覚えるべき場所を紹介しましたが、その他にも配達時間を短縮する方法はあります。それは3つ「待ち」を意識し、改善することです。

実際に配達していて感じている方もいると思いますが、以下3つの「待ち」が配達を遅くしている大きな原因といえます。

  1. お店での調理待ち
  2. 住所記載もれでの注文者待ち
  3. 配達時の信号待ち

自分の力でどうにもならない部分もあるので少し難しい問題ではあります。ただ工夫次第でこの待ち時間を減らすことは可能です。

お店での調理待ちを減らす

お店に到着した時点で料理が完成していれば問題ないですが、まだ完成していない場合は待ち時間が発生してしまいます。

これを減らすためには、お店に到着した時にお店の方への声かけが大事になります。

お店に着いたら注文番号を伝えますが、この時に準備がまだ出来てなさそうであれば「お客様がお待ちですので、お時間どのくらいかかるかご確認できますか?」と聞くようにしています。

デリバリーだとどうしてもお客さんと対面するわけではないので後回しにされてしまいがちですが、配達先にお客さんがいるということを意識してもらうことで後回しにされにくくなります。

ただ、真顔で圧力をかけるような聞き方はよくありません。笑顔を忘れずに丁寧な言葉づかいを心掛け、受け取るときにもしっかりと感謝の言葉を伝えましょう。

ピックアップの時にコミュニケーションを取っておくと、お店の方に覚えてもらえるようになり、顔馴染みの配達員になれればピックアップを円滑に進められるようになります。

住所の記載もれの待ちを減らす

配達先の近くに着いてから住所の記入漏れに気づくと、返事が返ってくるまで待たないといけないので、大幅なロスになってしまいます。

番地の抜けがないか、マンション名や部屋番号の抜けがないか出発前に確認し、わからないところがあればメッセージを入れておくことをおすすめします。

(スマホにメッセージのテンプレートを辞書登録しておくと、メッセージを送るのも一瞬で済みます。)

大抵の場合は配達先に向かっている途中に返事がきて、スムーズに配達先を見つけることができます。

以前よくあったお兄さん案件のように、明らかにおかしい位置にピンが立っている時は電話をしておくのもいいです。そうすると、到着した瞬間に10分タイマーを作動することができます。

配達先に到着する前でも電話が繋がらなかった時は10分タイマーを作動できますが、ピンが刺さっている位置や指定された配達場所で10分待機することがルールです。出発前に10分タイマーを作動しないように注意します。

配達時の信号待ちを減らす

配達の仕事をしていると、信号待ちはどうやっても避けることができない時間のロスになります。

ですが、点滅してるのに急いで無理やり渡ったり、車が通らないからといって赤信号を渡るのは危険なので絶対にやめましょう。

それではどうするかというと、出来る限り信号が少ない道を通ることが重要になってきます。

ナビに従うと大通りを案内されると思いますが、それより1~2本奥に入った少し細い道路だと信号が少なく待ち時間が発生しにくいです。

1つの信号待ちは30秒~1分ほどで、例えば1回の配達で3回止まったとしたら1分半~3分のロスになります。この数分を縮めていくことで、積み重なって配達回数を増やすことに繋がっているのです。

前に紹介したように、まずは目印となる大通りを覚える。そしてその目印から何本目に入れば、信号が少ない道になるかを覚えて信号待ちの時間を短縮しましょう。

慣れるまでは地図を見て、信号がない道を確認する習慣を付けることが大切です。

まとめ

フードデリバリーの仕事は会社員のように年功序列で、長く働くと給料が上がっていくシステムではありません。

収入を上げるためには、自分で工夫してスキルアップしていくことが不可欠です。

しかし、これは逆に言えば頑張れば頑張るほど稼ぎも増えていくということであり、頑張り=収入アップというのはものすごくモチベーションアップに繋がります。

何も考えずにナビされたルート通りに配達していても張り合いがないし、成長もなかなかしないと思います。

自分なりに地図を見て研究し、ルートや待機場所を変えてみたり、待ち時間が短くなるように工夫することで、どんどん配達スピードは上げることができます。

ちょっとした工夫の積み重ねなので、ひとつひとつ出来ることを増やしてスキルアップしていきましょう!

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